1. TOP
  2. 不動産会社を選ぶ前に
  3. 間違った不動産会社の選び方

間違った不動産会社の選び方

不動産会社選びの定石

不動産会社を選ぶ基準については、これまで定番と言える見分け方がありました。たとえば宅建更新番号です。不動産会社が掲げている宅建免許は、「○○県知事(5)1234号」のように表記されています。この()の中の数字が宅建更新番号、すなわち、その不動産会社が今までに何度免許更新を行ったかという数字になります。この数字が大きいほど、歴史があり信頼がおけるとされていたわけです。

しかし、近年「レインズ」と言う技術の介入で、老舗が必ずしも良いとは言い切れなくなりました。他にも、大手不動産会社の方が顧客が多い、立地のいい店舗の方がお客が付きやすいなどと言われてきましたが、「レインズ」が導入されたことでその基準も変わってきています。古い不動産業界の常識を打ち破った「レインズ」とは、一体どんなシステムなのか解説していきます。

レインズとは

レインズは、インターネット上で物件情報を管理するデータベースです。このシステムを使用することで、各不動産会社が保有する物件の情報を別の不動産会社でも閲覧できるようになりました。つまり、どんな僻地の不動産会社でも、レインズを使えば都内の一等地にある物件を紹介することができるわけです。全国の買い手にあなたの物件情報を伝えることができるのですから、これは売主様にとっても大変うれしい進歩といえるのではないでしょうか。

このシステムの登場によって、不動産会社の経営実績や店舗の立地、会社自体の規模に関わらず平等に物件を売り込めるようになったというわけです。

進化する不動産業界

レインズの登場によって、これまでの不動産会社選びの基準は通用しなくなりました。宅建更新番号がいくら大きくても企業体質が古くレインズを使いこなせていない企業もありますし、逆に新規参入の会社でもレインズを活用してマンション売却実績を積んでいる会社も多くあります。

駅前でも山奥でも、買い手が触れる物件情報に差異はなくなりましたから、店舗の立地の良さも早期売却の目安にはなりません。

ではどこの不動産会社に依頼しても結果は同じかと言うとそうではありません。レインズが参入したことを踏まえた上で、新たな判断基準で会社を見極める必要があるということです。

PAGE TOP